第20回日本プライマリ・ケア連合学会九州支部総会・学術大会の開催にあたり、ご挨拶申し上げます。節目となる第20回大会長を務めることとなり、大変光栄に思っております。沖縄県支部での開催は3回目となりますが、皆様と共に素晴らしい時間を過ごせることを心より楽しみにしています。
本大会のテーマは「超高齢社会におけるプライマリ・ケアのニーズを探る~多職種でつなぐ未来」です。2040年に向けて、私たちの国は多死社会を迎えることになります。この変化の中で、プライマリ・ケアに関わる多くの職種の役割はますます重要になっていくでしょう。医療・介護・福祉・行政が連携し、人生のさまざまな場面での意思決定について共に考える機会を持つことができればと思っています。
2025年には「19番目のカルテ」がTV放映され、「総合診療医」というキーワードが全国に広まりました。この大会では、総合診療医の多様な働き方や、医療・介護従事者のシャドーワーク、在宅医療、離島医療、災害医療に関するセッションを用意しています。また、「頭痛診療」、「発達障害と認知症」、「睡眠」をテーマとした講演、国際的なエコー検査(POCUS)の紹介も行います。さらに、学生や若手医師の企画、医療DX・AI活用に関する議論、沖縄県臨床研修センターむりぶし沖縄企画の「臨床推論甲子園」とのコラボレーションも予定しています。
沖縄県は2026年に首里城の復活を控えています。この特別な沖縄で、九州支部会員が一堂に会し、未来に向けてプライマリ・ケアのニーズを探る記念すべき大会を共に創り上げましょう。皆様のご参加を心よりお待ちしております。